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女性に必要な健診の整理と女性や企業への啓発活動
- 性差医療への着目
- 総勢3000名の女性のヒアリングから女性自身の課題の抽出
- 専門医監修の元、医学的に本当に女性が必要な検査を年代ごとに精査
- クリニックでの直接取材や体験を通じてのSNS、メディア告知
YOU健診とは
YOU健診は文字どおり、“あなた”を想って作られた健診です。
女性が気を付けるべき疾患である子宮・卵巣と大腸、乳房を主に対象としていて、
Y O Uのアルファベットはそれぞれの臓器の形になぞらえています。
Y O Uのそれぞれの部位で本当に必要な検査は何か、
いつ受けるべきかを専門医と協議を重ね、1つの表にまとめました。
YOU健診の検査項目は死亡率の減少に関わる検査だけでなく、
月経痛や不妊といった女性のライフイベントを妨げる病気を見つけられる検査も追加しています。
あなたのいのちと、健やかな人生を守るためにすべての女性に1年に1度は受けていただきたい健診です。
YOU健診がなぜ発足したのか?
その理由として、ファムメディコは3つの課題を掲げます。
➀医療上の課題
男性と女性では構成する臓器やからだのしくみが異なるため、病気にかかる年代も異なります。
男性と女性で比較すると、50代前半までは女性の方ががんにかかるリスクが高いと言われています。
子宮頸がんは、以前発症のピークが40~50代でしたが、最近は20~30代の若い女性に増えており、30代後半がピークとなっています。
また、乳がんも30代から急増し、40代が発症ピークです。
働く女性にとって、30代以降に子宮頸がんや乳がんなどの女性特有の症状や疾患を罹患してしまうことは大きな打撃であると言えるではないでしょうか。
②制度上の課題
青い丸が付いている検査は企業の健診の対象外になっていることが多く、認知度も低く、あまり受診されていない検査です。
女性にとって必要な検査であるにも関わらず、必要な制度が整っていないという現状があります。
③教育に組み込まれていない医療についてのリテラシー不足
医療上の課題と制度上の課題を果たしてどれくらいの女性が認知し、理解できているでしょうか。
2020年9月にファムメディコが実施した意識調査では、
YOU健診の検査項目の1つである”経腟超音波(エコー)検査”について、
半数以上の方(58.9%)が内容を理解していないにもかかわらず、
検査しない理由を「必要だと思わないから(29.3%)」 ※と回答しました。
このように、女性には正しい医療情報と検査を受診する機会の両方が不足していると言えます。
この課題を一人でも多くの人々に知ってもらうために啓発活動を始めました。
そして、啓発活動を続けた結果、数々の医師やメディアからの共感をいただき、さまざまなお声をいただいております。
※ファムメディコ調べ
賛同医師
■上坊 敏子先生
毎月悩んでいる月経痛の原因は、子宮内膜症や子宮筋腫かもしれません。
まだまだ若いと思っているあなたに、子宮頸がんが忍び寄っているかもしれません。
こういった子宮や卵巣の病気は健診で用意に発見できます。
YOU健診は、働く女性世代に多い子宮の病気、大腸がん、乳がんに重点をおく健診です。YOU健診を受けて、ますます元気に活躍しましょう。
上坊 敏子先生 プロフィール
日本産科婦人科学会専門医、日本婦人科腫瘍学会専門医、細胞診専門医、医学博士。相模野病院婦人科腫瘍センター顧問。婦人科専門医の中でも多数のがんの手術をこなしてきた数少ない女性婦人科医で、その外来には全国から多くの患者さんが訪れる。著書に「知っておきたい 子宮の病気」(新星出版社)、「卵巣の病気」(講談社)などがある。メディア出演として、テレビ朝日「たけしの本当は怖い家庭の医学」がある。
■浜中 聡子先生
近年、女性の生き方は本当に複雑で多様です。
仕事人、家庭人、そして一女性としても人生をより豊かで充実したものにしたい…おそらく女性であれば誰もが望むことではないでしょうか。
ただ、それはすべて「心身の健康があってこそ可能になるもの」です。
こうした「女性の役割のマルチタスク化」は健康にも大きく影響し、生活習慣病のみならず、婦人科系疾患や悪性腫瘍が見つかる例も増えています。だからこそ、予防や定期的な健康診断が大切な時代なのです。
浜中 聡子先生 プロフィール
医学博士、国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)、米国抗加齢医学会専門医(A4M)、Dクリニック東京ウィメンズ 院長。女性頭髪治療、抗加齢医学に基づいたからだエイジングドック、女性の更年期障害治療、ストレスとうまく付き合うことを目的としてストレスドック等の治療を提供。精神科医の経験と、海外のエイジングケアに関わる資格を取得した知識を活かし、女性のお悩みに向き合い、解決のための治療に日々取り組んでいる。
メディアのみなさまからの反応
“百聞は一見に如かず。実際に健診することができて本当によかった。”
“直接浜中先生にお話しを聞くことができ、疑問を解消することができた”
来院し、直接取材・体験することでより読者に訴えかけるアウトプットにできたという声。
“クリニックでの取材をきっかけに自分のカラダと向き合うきっかけになった”
“検査をして自分の身体を知ることの大切さを知りました。”
取材を通して、自分自身を見直すきっかけにしたという声も。
近年コロナによって健診の受診率が低下しているという社会課題の一つとして女性の健康が注目されています。
健診だけでなく、月経、更年期などの女性特有の疾患のニーズの相談も増えています。